崩落のCARNEADES
記憶を失った少年少女の冒険物語
「崩落のCARNEADES」は、ローグライク型ダンジョンを冒険するカードバトルRPG。
舞台はあらゆる時代の情報が降り積もる「シリンダー世界」。
現実世界の記憶を奪われた主人公たちは、謎のモンスター・ベントスと戦い、選択を迫られていく。
キャラクターデザインは、人気イラストレーターのフライ氏、メインの楽曲制作には「Sa.Ga.」シリーズなどの伊藤賢治氏が担当。心がロマンシングするね。
ターン制のカードバトルと「ローグライク」風のダンジョンを探索するRPG
デッキを構築する戦略性あるカードバトルと、毎回ダンジョンが変化する、ローグライクRPGを融合させたゲームシステムが特徴。
これによって毎回、ランダム性のある、運と実力が混ざる緊張感のある冒険を味わえる。
謎めく美少女キャラ達が織りなすストーリーにも注目。ゲームが進むと着せ替えもできるようだ。
「崩落のCARNEADES」の特徴は美少女たちの織りなす中2感と独自の戦闘システム
「Slay the Spire」感ある、ローグライクとカードバトルの融合したプレイ感は名作「ダンジョンメーカー」っぽくもあり、予想以上に複雑で、だからこそ面白い。
ただ単純に殴るだけではダメで、マナ(コスト)管理や防御面などを配慮する必要があり、デッキ構築が非常に重要になってくる。
システムを把握すればするほど強くなる気持ちよさは、レベルやレアリティだけを上げればいいだけのRPGとは違うものがある。
序盤のテンポ感の悪ささえ乗り切れば面白い
序盤は少しずつシステムがアンロックされていくため、ゲームの面白さが伝わりづらい部分があると思う。
難解な用語が頻出しまくる世界観(そこがたまんない魅力でもあるのだが…)も、バトルのルールも把握しづらいところもある。
第一章はちょっと我慢してでもクリアしてほしい。そこから戦闘の面白さも開花していくからだ。
サービス開始直後というのもあってアプリが落ちる時があるが、今後の改善に期待している。だって何より美少女たちがかわいい! フライさん、流石の一言ですわ。
ゲームの流れ
ラストバトル風なオープニング。すなわちそれはチュートリアル。ターンエンドや各カードの効果は全部手動で行う。
実はかなり硬派なつくりになっていて、RPGというよりはカードゲームの要素がかなりデカい。
異世界に飛ばされ、さらに記憶もなくした少年少女たち。
ストーリーはかなり抽象的かつ複雑な用語が飛び交う。際立ってキャラデザのパワーがすごい。
フィールドにはバトル、買い物など様々なイベントが発生する。
3択のうち、好きなカードを獲得できるのはダンジョンメーカー感ありますな。
「戦具」と呼ばれるアイテムがガチャ要素。これによりかなり能力をブーストできる。
序盤から10連を2回引くことができるので、SR装備を揃えれば序盤は苦労しないだろう。
カルネアデスは、古代ギリシアの哲学者の名。究極状況における自他に対する生存の選択を問う問題を出したことで有名だ。
あらゆる局面で選択を迫られる本作のテーマ性とタイトルは確かに合致している。
「崩落のCARNEADES」序盤攻略のコツ
報酬を集めれば10連ガチャが2回引ける。SRの戦具を揃えれば序盤をかなり有利に戦える。ぶっちゃけただ攻撃しまくるだけでも勝てるくらいだ。
もちろん特殊な「試験」ではそうはいかない。フリーダンジョンなど、難易度の高いクエストでは、バフ・デバフをかけて有利に立ち、獲得するカードも攻防の数を把握して選ぶようにしよう。
ノーダメージでの撃破を目指す勢いで
ダンジョン内では、クリアするまでキャラクターのHPが回復しない。ボス戦までに消耗するとかなり不利になるというわけだ。
序盤はなんとでもなるが、敵の予想ダメージを見ながら「ブロック」を獲得し、ターン数をかけてでも、ノーダメージでクリアすることを目指して戦っていこう。
Source: 刹那を生き抜け。「カードデッキ構築+ローグライクRPG」が登場。 記憶を取り戻すための物語が、今、始まる。「崩落のCARNEADES」レビュー
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