記憶喪失の少女を導こう。不気味なダンジョンの謎を解く雰囲気抜群のパズルアドベンチャー「Path to Mnemosyne」レビュー

Path to Mnemosyne

Path to Mnemosyne

BGMも手書き風のグラフィックもいい感じだ。

記憶を失った少女になって挑むパズルアドベンチャー

「Path to Mnemosyne」は記憶喪失の少女が不気味なダンジョンの謎を解いていくパズルアドベンチャー。

少女の記憶の中のような、不気味なダンジョンを探索し、謎を解き明かそう。

神秘的なサウンドや奇妙なグラフィックが特徴。不可思議な道の終わりに何を見出すのか。雰囲気バツグンだ。

記憶力と注意力が試されるパズルアドベンチャー

Path to Mnemosyne

シンプルなゲームながら映像表現はピカイチ。

SwitchやPS4などでも配信されたパズルアドベンチャーがスマホにも登場。操作はフリックや長押しで直感的で行えるものとなっている。

謎解きがメインとなっており、ステージの随所に隠れされたパズルのヒントを探さなくてはならない。

「催眠的な冒険」とアプリ説明にあるが、確かに意図的に回転させる視界など、悪夢的な雰囲気をうまく落とし込んでいる。

「Path to Mnemosyne」の特徴はスタイリッシュかつ陰鬱なグラフィック&BGM

ムネモシュネとは、「記憶」を意味し、「 9体の誇神たち」の古い形であるミューズ三女神の第1の女神のことだという。

「Morphite」など、家庭用ゲームの良さを落とし込んだゲームをリリースするCrescent Moon Gamesの新作。抜群の雰囲気に酔いしれたい人はぜひ。

陰鬱な雰囲気が好きな人に

Path to Mnemosyne

画面上部の模様に注目。

パズル面に関してはほぼノーヒントだが、よく周囲を見渡したり根気よく回転させればクリアできるものが多い。

少女の精神世界を投影した洞窟はグロテスクなものもあり、三半規管を意図的に狂わす視覚表現も。

人を選ぶゲームではあるが、ハマる人はハマるだろう。僕は好き。

ゲームの流れ

Path to Mnemosyne

少女の瞳の中は広大な洞窟になっていた。

記憶を取り戻す冒険がはじまる。なんだか村上春樹の小説みたいだな。

 

Path to Mnemosyne

前後左右に移動でき、ジャンプでスイッチを回避することができる。

後ろ向きにジャンプするときも、上方向にフリックする点に注意。

 

Path to Mnemosyne

ノーヒントだが、横の道にずれる小道がある。精神世界だから何でもアリなのだ。

この人体を模したステージの造形、病んでるのかってレベルで怖い。

 

Path to Mnemosyne

こんなにグロテスクにまつ毛を描いたゲームがあっただろうか。

そして結構視界が回転するのでスマホでもウワってなってしまう。

 

Path to Mnemosyne

パズルは注意力と記憶力が求められるもの。気づくまでに時間がかかるものが多い。

アクションのテクニックは要求されないが、難易度は地味に高い。少女とともに苦悩するしかない。

「Path to Mnemosyne」の序盤攻略のコツ

Path to Mnemosyne

この回転させるパズル、苦手なんだよなあ。

本作は通過したところにヒントが提示されていることが多いので、どうしてもわからない場合は今まで来た道を戻ることが重要だ。

回転することで自分の位置感覚がわかりづらくなってしまうので、慎重に進みつつ、ステージの形状を覚えておいたほうがいいだろう。

アイテムを取り逃がさないように

Path to Mnemosyne

感覚を活性化させるんだ。

エンディングを観るためには、アイテムを取り逃がさないようにする必要がある。

無駄な手間になるのでアイテムを取り逃がさないように注意深く観察したほうがいいだろう。ネタバレ記事とか攻略動画とか観ないで頑張ろう。おれもがんばる。

Source: 記憶喪失の少女を導こう。不気味なダンジョンの謎を解く雰囲気抜群のパズルアドベンチャー「Path to Mnemosyne」レビュー

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