滅びた惑星を二人きりで探索しよう。操作性よし、やりごたえあり、ストーリーあり。嗚呼美しき箱庭パズル。「ナユタとほうき星の旅」レビュー

ナユタとほうき星の旅

ナユタとほうき星の旅

退廃的な惑星を旅する幻想アクションパズル。むずい。

滅びた惑星を二人きりで探索する幻想パズル

「ナユタとほうき星の旅」は立体感のある箱庭を探索する幻想的な3Dパズル。

《月の旅人》ナユタと、《迷子の星》アイラの二人を交互に操作し、ステージ内にある「星のかけら」を目指していく。

視点を変更し、上下左右に移動しステージを攻略する。さまざまなギミックでステージが構成されており飽きさせない。

随所に挿入される幻想的なストーリーも魅力的だ。

思考力を問われる本格的なクオリティ

ナユタとほうき星の旅

視点を縦横無尽に回転できるのがいいのよねい。

二人のキャラを切り替えて操作し、協力アクションで立体感のあるステージをクリアしていく。ステージの難易度も高く、やりがいのあるアクションパズルとなっている。

すでに70以上のステージが用意されており、さらにアップデートで追加されるという。パズルも幻想的な雰囲気も楽しめる贅沢な一作。BGMにも注目だ。

「ナユタとほうき星の旅」の特徴は美しい終末世界とやりがいあるパズルの両立

ナユタとほうき星の旅

なんつーの、この頭身の低いキャラ。オレ好みだ。

文明が滅びたあとの惑星を探索する。このSF設定とグラフィックだけでご飯3杯食える。言葉を使わないストーリー演出にもぐっとくる。

グラフィックもいい意味でインディーらしさがあって懐かしくも感じた。そして、少年少女が協力して困難を乗り越えるゲームにおれはとても弱いのだ。

立体感のあるステージはやりがい十分

ナユタとほうき星の旅

回転させれば高低差がわかるのだ。

視点を回転させると、十字キーも視点に対応して回る仕様がやさしい。これによりスマホでもストレスなく移動が行える。

操作するキャラを切り替えたりギミックを使ったりとステージのやりがいも十分だ。

ただ、急に難易度が上がっていくのと、間違えてキャラを動かしたときに一手戻る機能があったら嬉しいなと感じた。

ゲームの流れ

ナユタとほうき星の旅

ある日の夜「ナユタ」は旅の途中で “ほうき星の衝突” に遭遇し、迷子の星「アイラ」と出会う…。

「アイラ」をお家に帰してあげるため、星降る空の旅が始まるのだった。

 

 

ナユタとほうき星の旅

マップをタッチすることで回転させ、矢印をタッチすることで上下左右に移動する。

片手で気軽に遊べるように考え抜かれている。センスあるUIだ。

 

ナユタとほうき星の旅

小さい段差なら登れるが、協力しないとゴールまではたどり着けない。

この協力する過程が、二人の絆を感じてまた泣けるのだ。

 

ナユタとほうき星の旅

キャラの顔をタッチして、動かすキャラを切り替える。性能差は特になし。

少し誤操作もしやすいのだが、ミスってもノーリスクで最初からやりなおせる。

 

ナユタとほうき星の旅

難易度は序盤から若干高い。後半は一撃でゲームオーバーになるトラップも。

ステージ数は多いが、間延びしない構成になっていた。面白いです。これ。

「ナユタとほうき星の旅」の序盤攻略のコツ

ナユタとほうき星の旅

次々と新しいギミックが登場してくる。

まずは視点を回転させてステージを把握。段差を乗り越え、スイッチを押して橋などを作動させ、ゴールに導こう。

男女を切り替えたり、協力することで高い段差も登れる局面があるので柔軟な発想で乗り切ろう。

ストーリー重視の方は右上の目標ターンを気にせずにトライアンドエラーでゴリ押ししよう。といいたいがそれが通じるのは序盤まで。

むずい。

パーフェクトクリアを目指そう

ナユタとほうき星の旅

やはりパーフェクトクリアを目指したいのが人のサガ。

目標ターンまでにクリアするとパーフェクトクリアとなる。

完璧主義者のみなさんはきちんとクリア後にやりなおし、最適な順番で立ち回り、再度クリアしていこう。

中盤以降は凶悪なトラップも登場する。最速の段取りでクリアを目指しつつトラップも回避する、詰将棋のような先読みも必要だ。

あ~あ、ゲーマーの辛いとこね、これ。 

Source: 滅びた惑星を二人きりで探索しよう。操作性よし、やりごたえあり、ストーリーあり。嗚呼美しき箱庭パズル。「ナユタとほうき星の旅」レビュー

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。