「KOF97」が新画質で再燃!?青春を懸けし“あの時代”の作品を利用したベルトスクロール×格闘アクションRPG「拳皇97OL(The King of Fighters 97 OL)」

拳皇97OL レビュー ▲この二人はいつ見ても燃えるねぇ。

最盛期の懐かしさを残しつつ独自仕様でモバイル化!

『拳皇97OL(The King of Fighters 97 OL)』はSNKの認定を得て中国のデベロッパーが製作したアクションRPG。
オロチ編3部作の完結版「KOF’97」をベースとしており本家声優ボイスやSEといった素材はほぼそのままで利用している。
多くの人をゲーセンや大会へ連れ出し熱狂させた作品が、手軽に楽しめるスマホゲームとして蘇ったのだ。

拳皇97OL 導入方法

※SNK公認ゲームですが海外配信版なので遊ぶ際は自己責任でお願い致します。
1.公式サイト右下の「下戴遊戯」ボタンよりAPKファイルをダウンロード。
2.通知欄には触れずにファイルソフト(端末付属のでOK)から選択してインストール。
3.起動すると自動的にログイン切り替えされて遊べます。

ステージ進行型のベルトスクロールバトル

拳皇97OL レビュー ▲会話パートも挿入される。読めないけど。
中身は対戦格闘ゲームではなくザコ敵いっぱいの横スク系となっていてスキル(必殺技)もクールタイム制。
しかしコンボ性能は健在。通常攻撃と組み合わせれば相手をずっと浮かせつつHIT数を稼げるテクがあり本格的だ。
プレイ感は「ファイナルファイト」と似ていて、奥行きを絡めた距離感もポイントとなっているぞ。

スマホの解像度に合わせたスケールアップ

拳皇97OL レビュー ▲パーティメンバーとの途中交代も可能だ。
キャラは新規作成された3Dモデリングによって全シーンを描き直したことで表情などの描写力が若干アップ。
背景もより細かい新イラストを採用しており、フィルタリングを多用せず無理のない高画質化を実現していた。

『拳皇97OL』は中国の熱烈な支持によって生み出された派生作!

拳皇97OL レビュー ▲見た目はちょっと盛り上がりに欠けるかも。
残念ながら3Dの出来はボヤッとしていてイマイチ。KOFシリーズの大きな魅力の1つだった「ドット絵の良さ」は失われている。
しかしビジュアルの多くは一新されているので“昔と違う”って物珍しさもある。そこに当時のチープなサウンドが合わさるのも一興だ。
そもそも中国ファンに向けた作品であり、彼らにとっては今尚衰えない巨大コンテンツ。格ゲーが超盛り上がっていた頃の印象が強い我々とはまた異なる。
勢いのあるキャラクターゲームとして仕上がっていたので現地の熱気を感じながら思いを馳せるのも良いかもしれない。

アクションバトルは結構面白い

拳皇97OL レビュー ▲雑魚にはオーバーキルも可能ッ!
シンプルながらも始動技で浮かせて落ちないようコンボを繋ぐってサイクルは延々と繰り返せちゃう。
再使用時間が短いから何度も「パワーウェイッ!バーンナッコゥ!」できるし、壁端に追い込めば仲間と一緒にボッコボコ。
格ゲーにあるまじき無茶っぷりがスマホゲー特有のお祭りっぽくてイイね。

ボリューム面もネトゲライクな仕様

拳皇97OL レビュー ▲オロチ様も堂々の登場ですぞ。
ゲーム性は海外圏のMMOを倣っていてクエストと共にストーリーが進行、挑戦するステージが増えていくタイプだ。
「装備」「共闘ペット」を集めて育てるといったRPG的成長コンテンツも充実していて遊べる要素は山のよう。
もちろん3 VS 3での「チーム戦」も実装しているぞ。ステ差は反映されちゃうから強くなれ!

ゲームの流れ

拳皇97OL レビュー
最初のゲットキャラ選択。選べるのは「テリー」「紅丸」「舞」の3人。
「KOF98 UM OL」しかり、中華圏ではKOFが絶大な人気を誇っているらしい。
今もゲーセンに筐体が現役で置いてあるそうな。流行った理由はさておきIP活用できるならイイ話だ。
 
拳皇97OL レビュー
クエストを受注できるタウン画面。他のプレイヤーが入り乱れるMMO式。
あまり気にせずゾロゲーっぽく遊べるのだが、とりあえず賑やかにしてくれるのが海外ゲーあるある。
4Kの3Dモデリングを元にしたそうだがキャラは解像度が荒くて潰れてしまっている。勿体無い。
 
拳皇97OL レビュー
バトルは格ゲーほどの駆け引きは無いけども一般的なスマホアクションより奥行きもあるしコンボタイミングが深め。
どうやって浮かせて維持するかを攻略の中で見つけていく。仲間がいるステージならうまくすれば永久コンボだ。
ストーリーもあるし「ギルティギア ジャッジメント」の対CPU戦1人用モード……よりもファイナルファイト寄りかなやっぱ。
 
拳皇97OL レビュー
世界観を無視したペットもいる。ゲームとしてのやりこみ要素だがKOFは関係ない。
ここらへんの自由な感じを受け入れられるかどうかも気になる所だね。
 
拳皇97OL レビュー
3Dの出来が良ければもっと褒めれたんだけどなぁ。原作が偉大ということもあって……。
しかし「オロチ四天王」も大々的に登場したりとファンには注目ポイントが多いので一見の価値はアリだ。

『拳皇97OL』序盤攻略のコツ。

拳皇97OL レビュー
まずはタウン画面の左にあるボタンを押してストーリークエストを進めよう。徐々にゲームモードも増えていく。
ステージに入りたい時は各タウンにあるワープホールに近付こう。アイコンの種類によって経験値を稼ぎやすい場所などが違う。
2日目ログインでS級キャラの「草薙京」が仲間になるのもポイント。気に入ったなら一日置いてから遊ぶとより捗るハズだ。

最初の3キャラは「テリー」が圧倒的オススメ

拳皇97OL レビュー
他の子は後からも手に入るし、テリーなら序盤から全てのスキルが使いやすいのでコンボがバシバシ決まる。
「不知火舞」は横方向に大きく動かせるキャラなので画面端へ追い込むのが便利。交代も利用して長所を使い分けよう。

敵の状態を見極めて深追いは避けよう

拳皇97OL レビュー
コンボの際に気を付けたいのは敵ボスが「赤く発光」している時。スーパーアーマーで耐性がつくから一時的に浮かなくなる。
まずは攻撃を避けてから落ち着いて単発浮かしスキルを当て、じっくりとコンボに繋いていこう。

Source: 「KOF97」が新画質で再燃!?青春を懸けし“あの時代”の作品を利用したベルトスクロール×格闘アクションRPG「拳皇97OL(The King of Fighters 97 OL)」

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