「名作」を超えた「傑作」。すべてが美しい、幻想的スノーボードアクション。ゲーム性もグラフィックも更に改良。「アルトのオデッセイ(Alto\\\'s Odyssey)」

アルトのオデッセイ 未だこんなに美しいランゲームがあっただろうか。

あの美しき名作が、パワーアップして帰ってきた。

アルトのオデッセイ(Alto’s Odyssey)は、砂漠をスキーで滑り続ける、幻想的なスキーアクション。
世界で数多くの賞を受賞した前作「Alto’s Adventure」の続編だ。

幻想的な砂漠の世界に陶酔できる

アルトのオデッセイ この浮遊感。万能感。そして、変化し続ける景色。
地平線の向こうに佇む、壮大かつ巨大、そして誰も足を踏み入れたことのない砂漠の秘密を発見するため、アルトと終わりのないサンドボードの旅に出発しよう。
砂丘、渓谷、神殿。幻想的な砂漠を冒険する。プレイヤーの想像力を刺激しまくる、心地よい体験を与えてくれる。Marvelous。

前作を超えたアクション性にも注目

アルトのオデッセイ 「サンドボード」を手に入れてからはさらに爽快感とスリルが加速する。
グラフィックだけではなく、アクション性の爽快感も前作をはるかにパワーアップしている。
砂漠にある気球や水流など、様々なギミックを走破したり、華麗なトリックをキメるのが気持ちよすぎるのだ(しかも、その操作は指一本でできる。誰でも、そう、子どもでも!)

アルトのオデッセイ(Alto’s Odyssey)の特徴は、背景からBGMに至るまで、すべてにこだわりと美しさに満ちた世界

アルトのオデッセイ どの瞬間も美しい。なんでこんなに感傷的になるのだろう。
前作「Alto’s Adventure」から2年弱。満を持して現れた本作もまた、傑作と言わざるをえないであろう。砂を駆け抜けるスピード感、空を飛ぶ飛翔感。
前作は「雰囲気ゲー」という見方もできたが、本作はアクションゲームとしてトリックをキメる爽快感や、何度もリプレイしたくなるやりこみ要素も追求。シンプルな操作ながら、何百回と飽きずにプレイできるギミックに満ちているのだ。

前作をあらゆる意味で超えた美しさ

アルトのオデッセイ 遠き山に日は落ちて。BGMもあいなって、不覚にも泣きそうになった。
やはり、最も目を引くのは影絵のような幻想的な砂漠の風景だろう。前作と比べると背景オブジェクトの美しさは、更にきわまっている。
昼夜の概念があり気候は変化し続ける。光と影の表現に息を呑む。ランダムに生成される世界には何回プレイしても発見がある。段階的に難度があがるミッションショップでの買い物もあるため、リプレイをし続ける楽しみが産まれるのだ。
また、美しいBGMもたまらない。夜中にヘッドフォンをつけて暗闇の中プレイしたら、本当に異世界にトリップできてしまうかもしれない。
絶賛を贈りたい。

すべてから解脱できる!?「禅」モード

アルトのオデッセイ 雨の中走るアルト。落雷や流れ星など、背景のギミック一つ一つに目移りする。
スコアやコイン、パワーアップアイテムなど、すべての要素を削ぎ落とした、究極なシンプルなモード、それが「禅」モード…。
無敵になるため、ゲームの苦手なプレイヤーも安心だ。勿論ジャンプや着地の練習にもなるだろうが、なにより特別なBGMでリラックスできるのが一番の狙いだろう。何にも縛られず、すべてから遠のき、自由に、救われた気持ちで、この砂漠の探索に没頭できる…。嘘だと思ったら、やってみてくれ。

ゲームの流れ

アルトのオデッセイ
砂漠には何もない、だから人は砂漠で自分自身と向き合う……。
そう言っていたのは村上龍だったか。だが、砂漠の美しさに依存する気持ちよさをゲームにするなんて、彼も思いつかなかっただろう。
 
アルトのオデッセイ
操作は指一本のタッチでジャンプ、押しっぱなしでバックフリップ(回転)を行う。
これによりトリックを成功させると加速し高得点になる。同時に着地のリスクも発生する。チャンスとピンチが同時に発生し、スリルがうまれる。
 
アルトのオデッセイ
後はコインを集めて、アイテムを広い、砂漠をどこまでも疾走するだけ。
物語を見つけるのは、自分の心の中かもしれない。シンプルな中に発見がある。
 
アルトのオデッセイ
集めたコインで買い物も可能だ。序盤はマグネットなどの効果が永続的に上昇するアイテムを手に入れるといいだろう。
特に「サンドボード」を購入してからのゲームの面白さは飛躍的に上昇する。そこは次項で説明。
 
アルトのオデッセイ
さまざまな課題をこなすミッションが発生し、クリアすると次のレベルのミッションを楽しめる。
クリアできるかランダムで生成されるマップにもよるため、できたらラッキー、くらいな気持ちでいると楽だ。
 

アルトのオデッセイ(Alto’s Odyssey)攻略のコツ

アルトのオデッセイ 何はなくとも「サンドボード」を購入してからが本番だ。
まずは心ゆくままに滑り、砂漠を、移りゆく景色を堪能しよう。そのうち、竜巻や気球を駆使して、トリックを決めて加速したり、コインを集めたり…。ミッションをこなしたくなっていくだろう。
何もない砂漠から、目的を見つけていく過程が何より楽しいのだ。ゲームが進むたびに新しいエリアが追加されていく…。

「岩」に徹底的に注意。崖よりも危険

アルトのオデッセイ 岩には気をつけて!最高のスクショを撮ってしまった。
ゲームオーバーになりがちなのは、トリックを決めようとして着地失敗、あるいは渓谷に落下、とかだろうか。だが、何より危険なのが「岩」だ。
障害物である岩、は、特に夜だとオブジェクトと見分けがつかず事故死しやすい。今作の唯一の不満点かもしれない。
もちろん、ダッシュ中やアイテムを取ると即死をま逃れられるのだが…。景色に見とれながらも、岩に注意を払う…。それがなかなか難しい。

サンドボード入手後からが本番

アルトのオデッセイ 壁をライド。そしてジャンプ。飛距離もトリックもガンガン増える。そして、そのうち空も飛べるように…。
サンドボードを購入するとウォールグラインドができるようになる。壁をスライドして走れるようになり、その後ジャンプがキマった時の爽快感は抜群の一言だ。
さらに、ウィングスーツを購入し、最高速までトリックで加速すると…ついに空を飛べるようになる…!まさに野生の息吹…ブレス・オブ・ザ・ワイルドを感じてくれ。

Source: 「名作」を超えた「傑作」。すべてが美しい、幻想的スノーボードアクション。ゲーム性もグラフィックも更に改良。「アルトのオデッセイ(Alto\\'s Odyssey)」

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